<   2010年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

地味に忙しい

PTAの広報委員、副委員長というものをやっとるんで、この時期は地味に忙しい。
今日は色々と最終の打ち合わせをしたりして、委員の方はなんとか大丈夫。
あとは打ち合わせに来れなかった人に連絡を入れるだけ。エクセルデータを修正しておくらねばならん。本番はあと三日後でありんす。

問題は先生の方。先生も忙しいので捕まらない。
忙しくないときは「まだ先の事だから詳細は決まってない」、で
忙しいときには捕まらない。
で、お手紙書くことにしました。予定表の最終稿をつけて。
たぶんその方が対面で説明するよりわかってもらえると思うしね。
教師やってるのに教師が苦手(職員室も苦手)って、どうしようもないんだけど
緊張するとアワアワとしてしまって、説明できなくなるのです。

広報は息子の通う中学校で引き受けてますが、娘の通う小学校でも次期役員を決める選考委員というのをやってます。
こっちもかなり佳境に入ってるので、今夜もお電話かけをせねばならんのです。
これも地味な作業。

派遣の仕事の方も、また一つ新しい仕事が増えたので、微妙に稼働日が増えてます。
対人関係はできるだけ絡まない仕事を昔は切望していましたが、この年になって、接客する方が評判がいいのはなぜかしら。40のオールドタイプヲタクに需要がこれだけあるなら、世の中の職探しに悩む若者にはもっと仕事が回って良いはずなのに。


追記:教壇から降りた新人教員、過去最多に… 「なじめなかった」精神疾患など理由
http://sankei.jp.msn.com/life/education/101027/edc1010271716002-n1.htm

新人教育を充実させなければ、いくら大量に採用しても残るのはわずかだわな。
自分も卒業したての一年目は無茶苦茶苦労したな。非常勤でも大変なのに、いきなり専任とかなら更にきついだろう。
今はだいぶ面の皮があつくなったさ。
[PR]

by denjiroo | 2010-10-27 18:35 | 日記  

【緊急】HPは十月末で一時閉鎖となります

インフォシークがサービスを停止するそうで
今月末にはなくなります。

ここ数年、まともに更新してなかったのでコレを機に一時閉鎖して
自分にとって使いやすいサイトに作り変えます。

現状としては十一月一杯までは集中して何かを作れる状況ではないので
それまではHPは完全消失となりますがBLOGがあるので特に問題はないかと。

なおこのブログと、ツイッターアカウント nagatamail は両方ともMIXIに転送されています。
[PR]

by denjiroo | 2010-10-17 09:56 | 日記  

ラフマニノフ VOCALISE OP 34 No.14

ニッセンのバーゲン品ばかり買っているので、ゴールドメンバーにもかかわらずポイントがたまらないという状況なのだが(バーゲン品はポイントがつかない。ゴールドメンバーはトータルの購入金額で決まる)
この度、またしてもバーゲン品で衝動買いしてしてしまった。
クラシックCD40枚組 大特価二千幾ら。

BSで良く放映している「音楽のある風景」というCDの宣伝をしている番組を見る、というか聞くのが好きなのだが
通販で売っているCD何枚組というのは、おいしいところをちょこちょこ食べるビュッフェ形式と同じで
色々な作曲家の作品の有名どころだけを手に入れられるのが利点だと思う。
問題は値段がそれなりにすることで、衝動買いをするには少々ためらいが生じる。
故に、これまでぐっとこらえていたのだが、今回はCD一枚分の値段で40枚。
ホルストの惑星全曲も収録されている。
これはずっと手ごろなCDを探していたので、これだけでも十分元が取れるということで即決。

せっかくなので他の作曲家の作品も毎日少しずつ聞いているのだが、さっき再生を始めたラフマニノフに
「聞く度にいい曲だと思っていたのに題名が覚えられない曲」が入っていてビックリ。
タイトルの曲です。
丁度ピッタリなので、この前まで書いていた脳内連載小説化のメインテーマとしてこれまた脳内で認定することにしました。

[PR]

by denjiroo | 2010-10-06 16:17 | 音楽  

惑星デジャブ 11

さすがの田中博士もコレはまずいと思ったようで、この装置はそれから封印されてしまった。

その後、思いがけず達郎が生まれた事で、二人は隠遁生活を送ることに決めたのだった。
二人とも研究に忙しく、世間にあまり顔を出さないため、若返った事は知られずにすんだのだが
田中博士は世紀の大発見を成しえた二人の内の一人で、財産も莫大であった。
その息子となれば世間の好奇の目を一身に集める事は予想に難くない。
これに対処する為、達郎は母方の山際姓で幼少期からずっとすごしてきたのだった。


…いよいよシステム分離作業は最終段階に入った。
これを外してしまえば三日ほどで、この惑星は死の惑星へと変貌を遂げるだろう。

「あのーエスメラルダさん」
「どうしたの?まだシステムは外れないのかしら」
「いえ、それが…私にもどうしても外せない部分が出てきてしまったんです。父なら出来ると思うのですが」

「仕方ないわね」エスメラルダは苦虫を噛み潰したような顔をし、いかにもしぶしぶといった様子で田中博士の縛めを解きにかかった。ただし、片手には武器を構えたままである。
「あと三十分。それ以上は待てないわよ。」

作業ブースの中は達郎と田中博士の二人きりとなった。ただし、外からはエスメラルダの武器の照準が田中博士の眉間を狙っている。赤い照準点が田中の額を照らしていた。

「父さん。昔、父さんにおもちゃの兵隊をプレゼントしてもらったことがありましたね。」達郎はふいに田中博士に語りかけた。
「ああ。人工知能搭載で、リーダーの人形の出す信号に従って動く仕掛けにしたんだっけな。あれは我ながら傑作だった。」
「達郎…お前はいつも私の作品の一番の理解者だった。」田中博士は何かに気づいたようだった。

突如、施設内の格納ゲートが一斉に開いた。
田中が端末から施設内の管理プログラムにアクセスし、全てのアンドロイドを解き放ったのだった。
異常事態に気が付いたエスメラルダは武器の引き金を引く間も無くアンドロイドの波に飲み込まれていった。
操っていたはずの黒子型ロボットも制御が利かなくなっていた。

「ラベンダーの香りが」「ラベンダーの香りが」「ラベンダーの香りが」
ブレザータイプの制服を着たアンドロイドおよそ三十体が、何度も倒れる事を繰り返している。
同時に倒れるのでその度に雪崩のような状態になっている。
その間を縫って五十体ものセーラー服アンドロイドがトーストを加えて走り回っていた。
「きゃー!遅刻しちゃうー!」「きゃー!遅刻しちゃうー!」
相手をみつけてはぶつかっている。
「俺は女だ!」「俺は男だ!」「俺は女だ!」「俺は男だ!」「インド人だインド人だインド人だ」
男だ!女だ!インド人だ!と叫びながら互いに殴り合いをしたり行列になって走り回っているアンドロイドもいる。
「田中、いっきまーす!」
田中博士は呼び出したモビルスーツに乗り込むとエスメラルダをアンドロイドの波の中から引きずり出した。
せっかくの美貌が滅茶苦茶になっている。
「エスメラルダ…百歳のお前を若返らせたのは失敗だったな。まさか私を裏切るとは思わなかったよ。」
エスメラルダは観念したのか意気消沈という様子だったが
「…何で…何でこんな中途半端な年齢なのよ。アタシは十代に戻してって頼んだはずだわ」
と最後の力を振り絞って吐き捨てるように言い放ったのだった。
「あのマシンの限界はせいぜい50から60で、それ以上は負担が大きくなってしまうといったはずだが」
「…嘘よ。だまされないわ。戦隊物の悪の女幹部は皆、熟女。それをレクチャーしてあげたのは私だもの」

その時、エンジン音に続いて激しい揺れと爆音が鳴り響いた。
施設の壁を破って戦艦が突っ込んできたのである。

「エスメラルダ、どうした?システムは」
「…だめだったわ。でも、あれだけは手に入れたわよ」
船内から出てきた男に、達郎は見覚えがあった。最近、頭角を現しているライバルの開発事業団の重役に間違いない。

「…仕方ないな。そいつだけでも貰っていくか。」
エスメラルダを乗せた戦艦は大きな穴を残し、飛び去っていった。


惑星の危機は去った。沈み行く太陽”田中星”の夕日を浴びながら、親子は滅茶苦茶になった施設内をただ黙って眺めていた。
「…とりあえず、環境システムに問題はない」
「新エネルギーシステムへの切り替えは?」
「それもOKだ。この星では、これから、エネルギーに心配する事なく、時はゆっくりと変わらぬまま流れていくだろう。」
「…これを片付けるのは気が重いんですが。」
「大丈夫。アンドロイド達にやらせておこう。お前は何の心配をする事もない。ただし…新エネルギーについてはまだ報告しないでくれ。表向きは、エネルギー漏れがあったが復旧したとでもいう事にしておいてくれないか。」
そりゃそうだろう。これが発表されればまた大騒ぎになる。父はいたずらや小さなイベントは大好きだが、大々的な発明で大騒ぎに巻き込まれるのは好きではない。

港にはミナミが待っていた。
「山際さん。今日はお父上も一緒ですかい。」手には沢山の袋を抱えていた。
「それは…奥さんへの?」
「ああ。この星は面白いな。前世紀の香りを漂わせる物が山ほどあったよ。」
田中博士はうなずいた。
「左様、この星には懐かしさがあふれている。何故こうなったのかわからんが、不思議な惑星だ。だからこそ、この星が永遠にその姿を保っていられるよう、私は協力したのだ。」

「…デジャブ」達郎は独り言のようにつぶやいた。
「この星はデジャブで出来ているのかもしれない。懐かしい記憶の塊なのか…父が狙うはずだよ」

「それで、父さんはこれから?」
「ボブが面白い星を見つけたらしいんで、そこに行ってみる。母さんをよろしくな」
「…たまには帰ってきてくださいよ。」
「母さんの怒りがおさまったらな」
「…夫婦喧嘩を十年間も続けて、飛び出す先が宇宙の果てとはね」ミナミが呆れたように言い放った。
「それと。もう私を父さんの遊びに巻き込むのは止めてください。」
「楽しいんだよ。思いがけず若返ったんだ。このオマケの人生を好きなように生きてみたいんだ」

「エスメラルダさんも、そう思ったから、父の計画に付き合ったんだろうか…」


その頃、飛び去った宇宙戦艦内では…
物凄い勢いで太っていく女性の姿があった。若返りマシーンを使って更に若返ろうとしたエスメラルダである。
「あたしは諦めないんだから!大金持ちになってイケメンアンドロイドとスーパー戦隊を結成するのよ!!」
彼女も又、第二の人生を思い通りに歩んでいけるのだろうか。
それは彼女を乗せているスポンサー次第かもしれない。この装置だけでも利用方法によっては相当な価値があるのだが、それをどう使うかは、使用者次第である。


宇宙ステーションでミナミと別れた達郎は、船内でゆっくりと眠りについた。
報告書をどう書くか。それは目覚めてからにしようと決めて。


【終】
[PR]

by denjiroo | 2010-10-02 22:45 | 製作