私は粘着質?~母に蛇のように執念深いといわれた
2013年 11月 23日
昔、母に「蛇のように執念深い」といわれたことがある。その時より更に十年ぐらい前の恨み言をその時まで、何かにつけ愚痴愚痴と言っていたからだ。
新婚の頃、夏でもお湯で食器洗いをすべし(洗剤が良く落ちるから)、という夫の発言に静かにきれ、化学系の書籍を買って、洗剤の分子量と洗浄力、温度の関係について勉強したことがある。
結論から言うと、洗剤については、分子量が大きいもの(石鹸など)の場合はある程度、温度が高い方が洗浄力が上がるが、日本で市販されている合成洗剤は常温の水で洗浄力を発揮できるように分子量が調整されているものがほとんどという事だった。
ただし、お湯で洗うと、ガラスに白い跡が残らないので、お湯を使うのはその点では有効な手段だ。
以前、フェルメールの絵画を題材にした映画で、女中達がグラグラ煮えている鍋に苛性ソーダかなにか、アルカリ性のものを入れてシーツを洗濯している場面があったが、今でもヨーロッパの方では洗濯機にお湯を作る機能がついている。これは、分子量というより、水が硬水だからなのでは、と考えている。
スイスだと、繊維の種類ごとに温度を変えてあらうのだという。
惜しむらくは、こういった執念深さは学校の勉強には全く発動しなかった。そうだったら人生はかなり違ったものになったろう。おそらく、疲れきった生活を送るはめになったと思う。
さて、最近はだいぶ丸くなったと思うのだが、久しぶりに悪い癖がでた。
エセ科学が耳目に入ると、喧嘩を売りたくなってしまう。
しばらくは、ワクチンに関する調べ物をすることになりそうだ。
あと、引き続き、抗がん剤に関してもやっていこう。
私が嫌いなのは「科学が万能とは限らない」とか「自然が一番」とか、そういう、病などで困っている人が安心するように、優しく嘘をささやいてつけこむ人。
継続して多くの研究者が手を入れてきた科学がうそだらけだとしたら、老舗の和菓子屋の饅頭だって同じ事だろう。
正義感があるのに不勉強な人が、それを広めていくから始末に悪い。良いことをしていると思っている善人が媒介する「エセ科学」で、時に死亡者が出ることがあるのを、我々は常に肝に銘ずるべきだ。
そして情報の取捨選択を間違わないように気をつけることも。
新婚の頃、夏でもお湯で食器洗いをすべし(洗剤が良く落ちるから)、という夫の発言に静かにきれ、化学系の書籍を買って、洗剤の分子量と洗浄力、温度の関係について勉強したことがある。
結論から言うと、洗剤については、分子量が大きいもの(石鹸など)の場合はある程度、温度が高い方が洗浄力が上がるが、日本で市販されている合成洗剤は常温の水で洗浄力を発揮できるように分子量が調整されているものがほとんどという事だった。
ただし、お湯で洗うと、ガラスに白い跡が残らないので、お湯を使うのはその点では有効な手段だ。
以前、フェルメールの絵画を題材にした映画で、女中達がグラグラ煮えている鍋に苛性ソーダかなにか、アルカリ性のものを入れてシーツを洗濯している場面があったが、今でもヨーロッパの方では洗濯機にお湯を作る機能がついている。これは、分子量というより、水が硬水だからなのでは、と考えている。
スイスだと、繊維の種類ごとに温度を変えてあらうのだという。
惜しむらくは、こういった執念深さは学校の勉強には全く発動しなかった。そうだったら人生はかなり違ったものになったろう。おそらく、疲れきった生活を送るはめになったと思う。
さて、最近はだいぶ丸くなったと思うのだが、久しぶりに悪い癖がでた。
エセ科学が耳目に入ると、喧嘩を売りたくなってしまう。
しばらくは、ワクチンに関する調べ物をすることになりそうだ。
あと、引き続き、抗がん剤に関してもやっていこう。
私が嫌いなのは「科学が万能とは限らない」とか「自然が一番」とか、そういう、病などで困っている人が安心するように、優しく嘘をささやいてつけこむ人。
継続して多くの研究者が手を入れてきた科学がうそだらけだとしたら、老舗の和菓子屋の饅頭だって同じ事だろう。
正義感があるのに不勉強な人が、それを広めていくから始末に悪い。良いことをしていると思っている善人が媒介する「エセ科学」で、時に死亡者が出ることがあるのを、我々は常に肝に銘ずるべきだ。
そして情報の取捨選択を間違わないように気をつけることも。
by denjiroo
| 2013-11-23 21:44
| 想う事